「週刊少年マガジン」2019年33号に掲載されている「男子高校生を養いたいお姉さんの話」124話のネタバレです。
前回のあらすじ
123話のラストでは先生の大声によって、実達は布団の中に隠れます。
その際に実としおりが同じ布団の中に入ってしまい、実がしおりを抱きしめたところで話は終わりました。
最新話の124話はその続きになります。
最新話のあらすじ
息をしていないしおり
先生の大声によって、実達は布団の中に入りますが、実としおりは同じ布団に入ってしまいます。
実は暴れようとするしおりを抱きしめて止めます。
やがて先生がいなくなったのか、実は布団の中から出てきますがしおりに反応がありませんでした。
実が声をかけても反応がありませんでした。
「しおりさん もしかして…呼吸してない…?」
実はこう言うと、かなりの冷や汗をかくのでした。
救急搬送されるしおり
呼吸をしていなかったので、実は穂坂にこの事を伝えてしおりを救急車に乗せると、すぐに病院へと向かいます。
病院に着いた時、しおりは呼吸は戻ったが意識不明の状態が続いていました。
医者にしおりの事を聞かれた実は全然分かりませんと言い切ったので、医者に同居人じゃないのと突っ込まれます。
実からしおりの事が謎に包まれている事を知った医者は、ネット上だけの友人並みに希薄な情報だと言われます。
そして穂坂と共にしおりが復活するのを待つ実でしたが、実はしおりに何かあったらと心配していました。
抱きしめ加減を学びつつある実
やがてしおりが目を覚ますと、体を引きずらせながら実達の元にやって来ます。
「すまない…まさか倒れるほど空本のことを想っていただなんて…」
穂坂はこう呟きながら軽く引いており、実は何かすみませんと謝ります。
しおりは今もなおカメラマンとして動こうとしていましたが、実に抱きしめられたので再度呼吸停止しました。
そして修学旅行の帰り道、涼介からしおりの事を聞かれたが、実は抱きしめすぎると呼吸が止まるのかとずっと考えていました。
感想・考察
抱きしめられるのが駄目なしおり
今回の話は、しおりをきつく抱きしめてしまうと呼吸困難に陥ってしまう話でした。
しおりは軽くでも実に抱きしめられるのは嫌じゃないけど嫌がっていたので、もし自分が実に強く抱きしめられたらこうなってしまうんじゃないかと分かっていたからではないかと思います。
案の定、呼吸困難になってしまいましたが、それでもカメラマンを全うしようという信念はある意味流石だなと思いました。
全ては実次第
こうなってくると、実の抱きしめ加減に全てかかって来ると思います。
実の抱きしめ方次第で、しおりは恥ずかしがりながらも喜ぶか、意識不明になるかの二択に絞られます。
抱きしめる度に救急車を呼ぶような事にならないように、実にはしおりへの抱きしめ加減を勉強してほしいと思います。
今回で修学旅行での話は完結したので、次回は久々の日常編になるのではないかと思います。
修学旅行ではしおりが多くの写真を撮っていたので、そのお披露目会みたいな感じの話になるのではないでしょうか。